ついに6年生最後の試合の時が来ました。
創価大学学長杯決勝の相手は因縁のみなみ野ファイターズさん。
これまで数々の苦杯をなめさせられてきた強敵に最後の最後でやり返す機会が巡ってきました!
さあ、舞台は整いました。あとはやるだけ、勝つだけです!
とは言ったものの、前日の準決勝の試合はお世辞にも良い試合とは言えませんでした。
しかし、こういう時は切り替えが大事です。
昨日は悪いところが全部出たので、今日はいいところしか出ない!と私も子供たちを励ましました。
試合の方はKITANO先行で始まります。
先頭バッターは不動の1番、キャプテンT.Aくん。
気合十分で相手ピッチャーに向かっていき、センターに弾き返して出塁し、チームに勢いをつけます!

2番I.Aくんがキッチリ送って先制点をもぎ取りに行きます。

3番S.Rくんはしっかりボールを選んでフォアボールで出塁し相手ピッチャーに息つく暇を与えません。

続く4番N.Yくんが放った打球はみんなの想いを乗せてレフト上空へ!フェンス直撃のツーベースで1点先制!!

さらに相手守備のミスでノーアウト満塁で迎えるは6番I.Sくん。
華麗に三遊間を破り、さらに1点追加!!

続く7番T.Aくんは粘ってフォアボールをもぎ取り、さらに1点追加!!

ワンアウト後、9番K.Rくんも相手バッテリーに揺さぶりをかけてフォアボールでさらにさらに1点を追加!

なおツーアウト満塁で打者一巡して1番T.Aくんに打席が回ってきます。
とどめの一撃はレフトオーバーの2点タイムリーツーベースヒット!!

初回に一挙6点先制!
1人1人がやるべきことをやり、繋ぎに繋いで取った大量6点。
何度もあと一歩のところで勝てなかった相手に、学童生活最後の公式戦で猛攻を仕掛けるKITANO戦士たちを見て、とても逞しくなった、とても成長したんだなと感極まってしまいました。
まだ試合は始まったばかり。これではいかんとこちらも気を引き締めて声援を送ります。
1回の裏、当然マウンドにはエースI.Sくんが上がります。
大量リードがあるため、一つずつ確実にアウトを積み重ねていくことが求められます。

しかし相手はさすがの強敵みなみ野さん。
ヒットを重ねられ1点を返されてしまいます。
そんな状況でも冷静に自分たちでタイムを取りどうすべきかを確認し合います。

その効果もあり、最少失点でこの回を切り抜けます!
2回の攻撃。
リードはいくらあっても足りることはありません。
フォアボールとエラーでノーアウト1,2塁のチャンスを作り、打順は5番S.Kくん。
ここで放った打球は左中間を強烈に破ります!

2塁ランナーは当然生還、1塁ランナーだったN.Yくんが激走!タッチをかいくぐり見事ホームイン!

よく走った!
この後もフォアボール等で満塁のチャンスを作り、打順は9番K.Rくん。
K.Rくんが満塁で粘る姿はジャビットカップ決勝を思い出させます。

あの時はピッチャーゴロでゲームセット。しかし今回はヒットにはなりませんでしたが、しっかり打点を挙げて成長ぶりを見せてくれました!
8点リードにはなりましたが、みんな集中して気持ちの入った守備で油断せず相手の攻撃を最少失点で切り抜け続けます。






当然、ベンチメンバーも一緒になって戦います!


コーチャーのM.Kさん、K.Oくんも良く声が出てたくさん出たランナーにしっかり指示を送れていたね!


試合前の声掛け担当になったA.Tくん、チームを奮い立たせる見事な声掛けでした!

そして、歓喜の瞬間がやってきます。
ついに、ついにみなみ野さんを倒しての優勝です! 🎉 🎊 🎉



残り全部勝つぞ!とこのブログで言い始めてから本当に勝ち続けてくれました。
この代はあと一歩で優勝を逃すことが多く、むしろ悔しい思い出のほうが強く印象に残ってきましたが、まさに「終わり良ければ総て良し」という締め方となりました。
金メダルの数は最強世代の先輩たちには及ばないけど、学童野球最高の終わり方をしてくれたと思います。
【Challenge KITANO!!】
優勝、おめでとう!!
みなみ野ファイターズさん、八王子スポーツ研修連盟の皆さま、ありがとうございました。
