記事コンテンツ画像
コーチBLOG

【京王沿線杯 準決勝・決勝】 vs 多摩スカイヤーズ、調布メンパース

SCROLL DOWN

京王沿線杯の最終日です!

勝てばダブルヘッダーとなりますが、先のことは考えずに一戦必勝で臨みます。

 


初回、先頭バッターを出塁させてしまい、けん制で誘い出すもアウトを取れない嫌な滑り出し。

相手三番打者の当たりはピッチャー後方一番いやなところへのフライでしたが、ショートT.Aくんが気合のダイビングキャッチ!

しっかりボールを見ているね!ナイスプレー!

チームに勢いをつけるプレーで初回無失点で切り抜けます。

 

しかし攻撃の方はランナーは出すもののあと一本が出ず、KITANOも得点できません。

一方、守備の方は先発I.Sくんが危なげないピッチングで3回を無失点に抑えます。

 

そして3回裏。三番S.Rくんのツーベースから、打撃絶好調のI.Sくんのタイムリーを皮切りに、こちらも好調を維持しているS.Aさん、K.Sくんの5年生コンビにもタイムリーが飛び出し、一挙4点!

 

勢いに乗るKITANOはここでピッチャーをM.Kさんにスイッチ。

大量リードを活かして丁寧なピッチングでアウトを積み重ねます。

振り返ってみると、ここでM.Kさんが2イニングをきっちり投げ切ったのがこの後のドラマにつながります!

試合はお互い2点ずつ取り合って6-2で勝利!さあ、この後すぐ決勝だ!

 



ついにたどり着いた決勝戦。の前にKITANO戦士たちは腹ごしらえをして元気回復。

さあ、決勝戦の相手はなんと武相地区大会で敗北を喫している調布メンパースさん!

あの真夏の悔しい負けをやり返す!シルバーコレクター返上!様々な思いが交錯し、いよいよ試合開始。

 

試合はKITANO先行。

先頭T.Aくんがエラーで出塁し盗塁を決め、早速チャンス!

この試合2番に入ったO.Kくんが送りバント。

ワンアウトランナー三塁のチャンスで三番S.Kくんはスクイズ!貴重な先制点をもぎ取ります。

 

その裏、準決勝で37球しか投げずに済んだI.Sくんがこの試合も先発で登板。

しかし、先頭バッターの強烈なセンターライナーをK.Rくんが捕れずいきなりノーアウト三塁のピンチ。

さらに続く2番バッターにはライトオーバーの一撃を浴びますが、見事な中継でバッタランナーをホームでアウト!

いつも中継がうまくいかずに余計な進塁、余計な得点を与えてしまっていた課題を大一番で克服して見せます!

しかしそれでも相手の猛攻は続きワンアウト満塁の再び大ピンチ。自分たちでタイムを取って落ち着きを取り戻します。

ここで相手バッターの打球はショートへ。キャプテンT.Aくんが落ち着いて捌きホーム送球、そしてファーストに転送され見事なホームゲッツー!

大ピンチを冷静なプレーで切り抜け、確かな成長を感じさせてくれます。

 

試合は得点動かず3回の裏。

ここでピッチャーはN.Yくんにスイッチ。相手は好打者が並ぶ上位打線。馬力でねじ伏せられるか。

 

思いのほか落ち着いた投球で簡単にツーアウトを取り、相手バッターの打球はショートへ。

これでチェンジ、かと思いきやファーストがまさかの落球をしてしまいます。

これに気落ちしたか、安定していた投球が乱れ始めます。

最終的には先ほどのエラーと押し出しで2失点。

傍目にはよく2失点で抑えたと感じるほど厳しい投球内容でした。

 

2点ビハインドで迎えた4回の表。打席には先ほど苦しい投球を終えたN.Yくん。

鬱憤を晴らすかのような打球はレフトオーバー!一生懸命走ってツーベース!

続くI.Sくんの見事なセーフティバントが相手のミスを誘い反撃の1点!

その後も攻め立て、みんなで作った満塁のチャンスに膝痛のため先発から外れていたS.Rくんが代打に。

しっかり叩いた打球はショートゴロ。ここでいつも練習している走塁の意識づけが活きて1点追加し同点!

いつも口を酸っぱくして言っていることがしっかりできて、ちゃんと戦えているのを見るとコーチ冥利に尽きます。

攻撃の方はさらに攻め立て、押し出しでついに逆転!

みんなで応援して、声を出してつかみ取った3点!

 

試合は4回の裏。マウンドには引き続きN.Yくんが上がります。長い攻撃の間に立ち直っているか。再び相手上位打線に回る重要なイニングです。

相手先頭バッターはサードゴロ。サードI.Aくんが落ち着いて捌きます。

続く強打者1,2番の打球はともにセンターを襲いますが、この回からセンターに入っているT.Aくんが両方ともナイスキャッチ!

一歩間違えば大ピンチを招く際どい当たりを好捕した仲間をみんなで出迎えます!

 

5回表は無得点に終わり、時間的にも最終回となることが予想される5回の裏。

先頭バッターの打球は再びセンターを襲いますが、これもT.Aくんがしっかりキャッチ!

その後レフトへのライナーもK.Sくんがしっかりキャッチ!みんなで声を掛け合ってしっかり集中できています。

 

それでも相手の必死の攻撃を受けツーアウト1,2塁。長打が出れば逆転もありうる状況ですが、自分を信じてグイグイ速球を投げ込み三振!

 

ついに、ついにこの時がやってきました!優勝です!🎉🎊

 


3大会連続して決勝戦で負けても、歯車がかみ合わずにボロ負けする試合が続いても、腐らずあきらめずに練習を続けた成果がようやく出たね。

苦しんだからこそ、その分喜びは大きい。

紙一重でつかめなかった頂点をついにつかんだ君たちが残りの学童野球どのように変わっていくのかとても楽しみです。

【Challenge KITANO!!】

まだ秋の大会が残っている!全部取るぞ!

多摩スカイヤーズさん、調布メンパースさん、大会関係者の皆さま、ありがとうございました。

この記事をシェア